ルーツのこだわりAbout
堂内の畳に座布団を敷いて正座する風景を、
椅子が並ぶ風景に変えたのはルーツです。
きっかけは、ご年配の方の「御焼香に行くとき、立つのが辛い」との声でした。そこで当社は、寺院向けにデザインした永くご使用いただける椅子の提案をすすめました。
今でも改良を加えながら、20数年変わらぬ基本デザインの椅子をご提供しています。
ご住職様も曲録に座られる際、豪華な法衣を纏われています。「法衣が金具に引っ掛かる」「動きやすい曲録があれば」との声を受け、当社は格式にとらわれず、使用される方々のお声を聞き取り、ご提供してきました。
“金具埋め込み式曲録” “回転式曲録” は、そのようなお声を拝聴することから考案した製品です。
創業以来ファブレスメーカーであり続けたルーツは、良い職人を探し、適切な木材を求め、塗りを探求し、永く使っていただける製品作りを志してまいりました。
「メイド・イン・ジャパンとは何か?」を常に考え、国内はもとより海外での生産も早くから行う中、検品に注力することで “ジャパンクオリティ” の実現を目指しています。
お客様のご要望に出来る限りお応えしたい。良い製品とは、“品質”はもちろんのこと、 “価格” “デリバリー” もバランスよいことが必要との信念。どうすれば安く、早くご提供出来るか。ルーツではリードタイム短縮と計画的手配計算への努力を惜しみません。
「ご先祖様を大事にする」の思いを伝え広げること。
そんな志をビジネスの世界でも活かし、体現したいと考えています。「お客様を大事にする」「取引先様を大事にする」「職人を大事にする」「仕入先を大事にする」。
そのためにもルーツができることは何かを常に考え続けてまいります。
良い製品をつくり、より多くの人に使っていただきたい。“The・Roots”カタログは、その思いから作成しました。新たにキャラクター商品も取り入れるなど、「仏具を少しでも身近に出来ないか?」「手軽に仏具に接してもらうには?」を追求し、より魅力ある仏具総合カタログでありたいと考えています。